水道まわりの役立つ豆知識

複雑な工程を経て供給されている水道水

日頃何気なく使用している水道水ですが、各家庭に安全な水道水が届けられるには複雑な工程を経ています。
どのように届いているのか、少し詳しく紹介します。

雨や雪として地表に流れ落ちた水は川に流れ込み、最初にダムに貯まります。
このダムは水害を防ぐとともに貯水池としても機能しており、このダムから水槽水の元となる水は取水され、「浄水場」に送られます。

浄水場に送られた水は浄水場に送られる前に沈砂池に入れられ、石や砂が取り除かれます。
石や砂が取り除かれた水は、浄水場の中へ送り込まれます。

水は最初に「薬品混和池」に入れられ、小さなゴミを沈める薬品を加えられ、「フロック形成池」に送られます。

フロック形成池では、薬品の力で小さなゴミがフロックという塊になります。
そしてフロックを含んだ水は次に「沈殿池」に送り出されます。

沈殿池ではフロックとなったゴミは沈められ、上澄みの綺麗な水だけがろ過池に送られ、さらに細かなゴミが取り除かれます。

そうして濁りがなくなった水は「浄水池」に送られて、塩素により消毒されて、人が飲める綺麗な水となります。

飲めるようになった綺麗な水は、浄水場から「配水所」と呼ばれる水の貯蔵庫に送り出され、そこで保管されます。
配水所に貯められた水は、排水管を通して各家庭にまで送り届けられるようになるのです。

このように普段何気なく利用している水道水も、複雑な工程を経て家庭にまで送り届けられているのです。
水が飲める、使えるというのはとてもありがたいことだとわかりますね。

家庭で手軽に実践できる節水方法

私たちは、普段何気なく水を使いすぎていないでしょうか?
水の存在は、私たちの生活にとって欠かすことのできないものであり、同時に有限でもあります。

そこで今回は、家庭で手軽にできる節水方法をいくつかご紹介していきましょう。

お風呂ではシャワーをこまめに止めましょう

水を大量に使用する場所としてまず思いつくのは、お風呂場ではないでしょうか。
特にシャワーに関しては、使い方を少し工夫するだけで、かなりの節水効果が見込めます。
方法はとても簡単で、シャワーをこまめに止めることを実践するだけです。

トイレの「小」レバーをしっかり使いましょう

お風呂場と並んで水を大量に使用する場所といえば、トイレです。
トイレの水を流すとき、常に「大」の方へレバーをひねるのが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。
レバーの大小をしっかりと使い分けることで、確実な節水を行うことができます。

食器洗いでは水の出しっぱなしをやめましょう

そして毎日必ず水を使うといってもよい場所が、台所になります。
特に洗い物をするときには、かなりの量の水を使っているのです。

常に水を出しっ放しで洗い物をするのではなく、こまめに水を止めながら、必要な分だけを使うよう心がけましょう。
水をはった洗い桶などに食器を入れておき、汚れを浮かせてから洗うようにするだけでも使う水を減らすことができますよ。

このように、家庭でできる手軽な節水方法にはさまざまなものがあります。
みなさんもコツコツと節水を実践して、大切な資源である水を有効に利用していきましょう。

いざというときに役立つ!止水栓と元栓の閉め方

トイレやキッチンなど水回りの修理やメンテナンスをする時に、必ずやらないといけないことが「栓を閉めて水を止めること」です。

水は、「止水栓」か「元栓」を閉めることで止めることができます。

止水栓は個々の器具の水を止めることができ、壁付・床付・台付のものがあります。
壁付の止水栓は壁付近に、床付の止水栓は床付近に、台付の止水栓は洗面カウンターの下にあることが多いです。

マイナスドライバーで開閉するタイプのものと、水道の蛇口のようにハンドルを回して開閉するタイプのものがあります。
いずれの場合も「右(時計回り)に回せば閉まり、左に回せば開く」ようになっていますから、止める際は右回りに動かなくなるまで回して下さい。

その際ドライバー・ハンドルを「何回転させたか」を覚えておきましょう。
止水栓は水の開閉だけでなく水量調整の役割も果たしているからです。
覚えておけば、水を開通させた時にいつもの水量に戻すことができます。

止水栓がない又は見つからない場合は、家全体の水配給の元である「元栓」から水を止めます。

元栓は水道メーターの近くにあることが多く、敷地内の地面や玄関横のパイプシャフト(給水・排水のためのパイプが収納されているボックス)内にあります。
元栓の場合も止水栓と同様、右(時計回り)に回せば閉まり、左に回せば開くようになっています。

水漏れの際はすぐに水を止める処置をしなければなりません。
いざという時のために、事前に止水栓や元栓の場所を確認しておくと安心ですよ。

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